インフルエンザ

インフルエンザについて

インフルエンザインフルエンザウイルスで発症する感染症です。風邪の様な症状のほか、高熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛などの全身症状が強くあらわれます。ヒトに感染するウイルスにはA型とB型があり、季節性インフルエンザとして、例年冬季を中心に流行します。感染者数は国内で1,000万人ともいわれ、流行型にあったワクチンの接種などの予防策をとることが大切です。

インフルエンザの症状

ウイルスの潜伏期間は13日で、比較的急速に発症します。まず38℃以上の高熱と、悪寒、頭痛、筋肉痛・関節痛、食欲不振、倦怠感などの全身症状があらわれ、その後にのどの痛み、鼻水・鼻づまりなど上気道の炎症の症状が出ます。

早めに医療機関を受診しましょう

治療は早いほどウイルスの増殖を抑えることができ、重篤化を回避する可能性が高まります。とくに冬季にインフルエンザが疑われる症状を感じたら、できるだけ早く医療機関を受診しましょう。ただし、インフルエンザの検査のタイミングによっては陽性と判定できない場合もあります(下記参照)。
インフルエンザはうつらない、うつさないという感染拡大防止が重要です。受診の際にもマスク等を着用し、できるだけ人との接触を避けて安静に過ごしてください。

インフルエンザの診断

鼻腔奥に綿棒を挿入して分泌液を採取する迅速診断キットで検査します。感染の有無(陽性か陰性か)やウイルスの型が15分程度でわかります。
一般的に検査キットの陽性率は、発症0~12時間で70~80%、13~24時間で70~90% と言われています。従って12時間以上経過すればキットで検知できるウイルス量が得られる確率が高く、抗インフルエンザウイルス薬の投与が発症から48時間以内が推奨されていることを考慮すると、検査のタイミングは発症後12時間から48時間の間が最適と考えられています。

対処・治療法

一般療法(生活療法)

健康で若い方であれば1週間程度で自然治癒することがほとんどですが、医療機関を受診した上で、抵抗力を落とさないために安静にして休息をとること、適切に解熱対策をとることが大事です。以下にまとめておきましょう。

一般療法
  • 安静にして睡眠を十分にとる
  • 解熱対策をとる
  • 脱水症状に留意して水分をしっかり補給する
  • 部屋を暖かくして、乾燥を避ける
  • 汗を拭って、衣類を着替える

薬物療法

薬物療法では抗インフルエンザウイルス薬でウイルスを抑制する原因療法と、解熱剤やせき止めなどで症状を和らげる対症療法があります。

抗インフルエンザウイルス薬

インフルエンザウイルスの増殖のピークは発症後48時間といわれています。ここまでのタイミングでウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザウイルス薬を投与することで効果を発揮します。そのため、早めに受診し抗インフルエンザウィルス薬を内服することが重要です。

対症療法

発熱に対して解熱鎮痛剤を処方します。せき止めなどを併用することもあります。また、黄味がかった鼻水や痰が出るなど細菌による二次感染が疑われる場合には、抗菌薬を処方することもあります。

予防について

インフルエンザの予防接種

インフルエンザ予防策として第一に挙げられるのは予防接種でしょう。ワクチンの接種によって成人では発症阻止率は70〜90%近くになります。万が一発症しても重症化を防ぐ手立てとなります。とくにお子さんや高齢者、持病がある方など、ハイリスク群の方はワクチン接種が重要です。

接種時期 流行前の11月~12月頃
接種回数 成人1回
13歳未満2回
費用 2,500円
接種が好ましい方
  • 65歳以上の高齢者
  • 養護施設などに入居している慢性病を持っている方
  • 気管支喘息のお子さんなど
  • 上記の方と同居、お世話をしている方
接種してはいけない方
  • 卵アレルギーのある方
  • 出産直後で体力が回復していない方

日常生活での予防策

流行時の注意点

マスクインフルエンザは咳やくしゃみで飛散したしぶきを吸い込む飛沫感染と、ドアノブ等に付着したウイルスが手指を介して感染する接触感染が主な感染経路です。これら経路を断つように、外出時や、人と接触するときにはマスクを着用して鼻・口を覆うようにしましょう。また、人は無意識に顔を触る傾向があります。メガネ・ゴーグルの着用も手指に付着したウイルスの目の粘膜からの感染防止に効果的が見込めます。

帰宅時の手洗い、うがいを励行しましょう

手洗い、うがい外からウイルスを持ち込まないよう心がけましょう。マスクは紐の部分を持って外し、廃棄しましょう。次に、石鹸でよく手洗いをします。手のひらや甲だけでなく、指や指先、指の間、爪、手首までていねいに洗って流水で石鹸を流します。その後、うがいでのどのウイルスを洗い流しましょう。

室内の乾燥を防ぎましょう

加湿ウイルスは乾燥を好みます。したがって室温調節に伴う室内の乾燥には気をつけましょう。乾燥はのどや鼻の粘膜にとってもダメージとなります。適宜換気して新鮮な空気に入れ替えることは必要ですが、同時に加湿などで部屋の湿度を保ちましょう。

免疫力を高めましょう

睡眠インフルエンザウイルスに対抗するのは体の免疫力です。免疫力が低下すると感染しやすくなります。十分な休息と睡眠をとり、バランスの良い食事を摂って体力を維持し、免疫力を落とさないようにしましょう。また、適度に運動することで循環が良くなって体温が上がるため、やはり感染しにくくなります。

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